1999年12月17日 No.139

 木枯らし吹き抜ける冬のとある日、とある場所。ふと後ろから声がする。「みなさんお出でですよ、あなたもいらっしゃいませんか」「興味はあるんだがぁ・・・」「それなら是非どうぞ・・・」「でも、遠いんだろぉ?」「いいえ、この自転車で行けばあっという間です」 ・・・その男が1999人目の犠牲者だった。

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