十五回忌・顕彰碑開眼供養報告


 岡田章先生の第十五回忌ならびに顕彰碑開眼供養の墓参は、平成20年(2008年)12月6日、菩提寺得生院にて、滞りなく執り行われました。
  幸い晴天に恵まれ、午後3時には、旧府立第二高女(都立竹早高校)、都立日比谷高校卒業生はじめ、ゆかりの方々32人が参集。入西勝彦御住職、智彦副住職による本堂にての法要の後、顕彰碑の建立された墓前にて、「開眼式表白 カイゲンシキヒョウビャク 」(『浄土宗表白集』を元に、御住職が綴られました)を中心とする法要と除幕の式が行われました。島田聡(日比谷49年卒)により、白布が取り払われると、黒御影石も美しい、碑文ならびに放物線や接線のしっかりと刻まれた顕彰碑が顕れました。

  引き続き、二十余人が、池袋西口のビアレストランへ移動、懇親の席に移りました。立崎多津子(同54年卒)を司会に、午後5時ごろより約一時間、まず「ミニ講話」。本年は、末綱京、北川幸子(ともに第二高女)、星千枝(日比谷55年卒。一番若い教え子)三人による鼎談。それぞれが、岡田先生をきっかけに、数学と関わりの深い人生をおくるようになったこと、そのいきさつや先生の思い出、興味深い人生経験等を語り、会場は時に爆笑、また活発な質問が相次ぎました。
  公田藏先生による御挨拶と献杯。ビール、ワイン、日本酒、ウーロン茶等で喉を潤し、ヘルシーなメニューに舌鼓を打ちながらの談論風発。参加者の一人ひとりがマイクを手にし、8時ごろに、やはり最年少の教え子の矢島定章による中締め。三分の一は、隣室での二次会の席に繰り出し、岡田会の今後についての喧喧諤諤も含め、時のたつのも忘れる宵でした(文中一部敬称略)。