1999年9月25日 No.77

 赤松の混じる雑木林に恵まれた少年時代、春夏秋冬、四季を通じて森は飽きることのない遊び場だった。手頃な木にぶらさがる太いツルを見つけると、必ずこれをやった。都会の公園の一画に、人の手で作られたものだが、いざ森へ、とターザンロープにつかまり飛び出していくのは我が娘である。

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