2000年1月24日 No.157



 兆しという意味では、桜の花よりも待ち焦がれる気持ちは強いのかも知れないこの花の蕾、一頃よりぐっとふくよかになり、ご覧の通りの優しく暖かかった今日の日差しを、のんびりと食んでいるかのよう。「東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」 菅家の梅だけでなく、どこの梅も忘れてはいませんよ、天神様。

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